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2014/08/28 -鑑賞石という趣味-

十五年近く前から[鑑賞石]というものが好きなんだけれど、この言葉が通じるのはほとんど一回り以上年上の方という。 文字通り石を鑑賞するだけで何が楽しいのかと思われるだろうけれど、意外と奥が深い世界なので紹介してみようかと。

鑑賞石には何種類か大分類があって、その中で[水石/山水石]と呼ばれる河川を流れる水の力や、長い年月をかけて土中の成分や地質変動などの影響を受けたりして自然に作り上げられた形状を持つものが好み。

その形状も色々と分類されていて、山や河川など自然の景色を彷彿させる[山水景情石]、表面に花などをはじめとする様々な模様を浮かべた[紋様石]、石の形状が実在した/空想上の人物や動物などに見立てられる[姿石]など。 他にもたくさんあって、水晶やアメジストの結晶といった、最近は[パワーストーン]と呼ばれているものなどは[美石]という部類かな。
厳密な分類ではなく、雰囲気を知って貰いたいのである程度、ざっくりと説明している事をご了承いただければ。

既に他界した祖父が若かった頃くらいには、わりとポピュラーな趣味として認知されていたらしく(親戚の家やお寺などに飾っているのを見た事がある人も居ると思う)、「よくわからないけど流行っているなら」という人を相手にインチキな商売人(色合いが似たその辺の石を加工、つや出し塗料を塗るなどして、有名な石と偽って販売するとか)から買わされてしまった人も多かったとか。

本来は、形状の加工はせず(種類によっては研磨するものもある)そのままの形状で、盆に砂を敷き詰めた上に載せたり、紫檀などの木を削り作った台座に載せたりして鑑賞するのが一般的。 まぁ、人それぞれ好きに飾れば良いと思うけど。

あとは、寄せ植えの飾りとして使ったりする[盆景]という楽しみ方もあるかな。
とりあえず、今日はここまで。